不動産売却みんなのQ&A
一括査定サイトの査定金額と業者選び
一括見積もりで自分の家の不動産を査定して貰いました。
数社から見積もりが出てきましたが、査定額に大きな差がありました。
一番低い価格を査定した地元の会社に確認したところ、
「実際に売り出し中の情報と、成約になった情報をもとに、
3ヶ月以内に売却出来る査定価格にした」との返答で、
確かに実際の資料も添付してありました。
一方、高値をつけた大手の会社に確認したところ
「弊社のブランド力・集客力があれば、
この値段ですぐ売れます。実は、このあたりで探しているお客様がいるのですぐ紹介できます。
実績が違います。」と、言われました。
こういった場合どちらの会社を信じるべきなのでしょうか?
回答【No.344】
不動産売却相談室にご相談頂き有難うございます。
相談室担当 奥村が回答いたします。
一括査定サイトは運営会社とそれに参加する不動産会社との関係があります。
仕組みはサイト運営会社が複数社査定依頼して査定金額が高い業者にお客様の連絡先を教える代償に
紹介料を請求する仕組みになっています。(又はお客様が指名する方法もあります)
査定指名された不動産会社は競合他社を意識して、相場より高い金額で査定金額を出し
受託のため「お客様の連絡先」情報を得ようとします。
一番高い査定金額を出した不動産会社又はお客様より指名された不動産会社は運営会社より
「お客様の連絡先の情報」が入り、始めてお客様との接触ができ物件受託のキッカケと繋がります。
お客様は数社の査定金額のうち、プロの不動産会社が自分の物件を高く評価して一番高い査定金額を出した不動産
会社を信用じて、媒介契約を締結する傾向があります。
このような目的で査定金額を提出した会社は相場とはかけ離れた査定金額のため成約には至りません。
時間経過後、不動産会社より売出金額の見直しを相談されます。お客様は専任媒介契約を締結しているため、
他社に依頼できないまま、不動産会社の相談に応じることになります。
結局売出金額の見直しを数回繰り返す事で相場より
安い金額での成約に成ることになります。
今回高い金額を提出した大手不動産産会社は売却に自信がある旨表明されていますが、目的は受託です。
査定金額は成約を確約した金額ではではありません。受託できるまで、
すぐ売れるような理由を説明し興味を自分の会社に引きつけ、なんとしても受託しようとします。
今回の場合も、恰もお客様がいるとの説明し、何とか受託するため必死になっています。
媒介契約は宅建業法で最長3カ月になっていますが3カ月以内の媒介契約は違反では有りません。
1週間程度の媒介契約締結の提案してはいかがでしょうか?
案内後、買主が購入の意思決定するまで充分な時間です。一度提案してみてください。
現実にお客様がいれば即案内に結び付きます。
案内がない場合、案内できない言い訳を言われる、その不動産会社は信用されない方がよろしいかと思われます。
一番低い査定金額を出した地元の不動産会社と良く相談されてはいかがでしょうか。
説明を聞きお客様が納得された後、媒介契約を締結される事をお勧めします。
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