不動産売却みんなのQ&A
中古住宅 住宅ローン控除の要件
築20年を超える住宅を購入する際、住宅ローン減税の対象にならないのか?
回答【No.332】
不動産売却相談室にご相談頂き有難うございます。
相談室担当 奥村が回答いたします。
住宅ローン控除とは
返済期間が10年以上の住宅ローンの借入があるもの
例えば一般住宅の場合
年末住宅ローン残高に1%(但し、5,000万円以下の場合1.2%)の金額が10年間税額控除されます。
最大控除額 年間 10年間
5,000万円以下の場合 50万円 500万円
4,000万円以下の場合 40万円 400万円
3,000万円以下の場合 30万円 300万円
2,000万円以下の場合 20万円 200万円
その他に認定長期優良住宅、認定低炭素住宅の場合と基準があります。
中古住宅 住宅ローン対象要件
取得日以前20年以内に建築されたものが対象になります。
今回お客様のお問合わせ物件は築20年超とのことですので
対象物件が耐火建築物以外は対象外になります。
耐火建築物の場合は築25年まで対象になります。
要件
1、地震に対する安全基準に適合証明されたもの。
更に既存住宅売買瑕疵保険に加入していること
2、住宅取得後6カ月以内に入居(住民登録)していること。
3、居住日以後12月31日まで引続き居住していること。
4、家屋の登記簿床面積が50㎡以上あること。
5、床面積の1/2以上に居住していること。
6、所得合計金額が3,000万円以下であること。
7、10年に以上の返済に住宅ローンであること。
8、入居した年以前3年間居住用財産3,000万円特別控除を受けてないこと。
以上
住宅ローン控除を受けるには確定申告する必要があります。
但し、2年目以降は税務署より控除申告書が送られてきますので、
申告書を添付すれば年末調整で控除できます。
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