不動産売却みんなのQ&A
住宅ローンの返済期間は長期にすべきか短期にすべきか
この度、マンションを売却し、一戸建てを購入したいと思っています。
銀行より返済年数は何年にされますか?
と相談がありました。
私は短期に借りて早く返済した方が得と思いますが、
短期、長期返済どちらを選ぶべきか教えてください。
回答【No.274】
不動産売却相談室にご相談頂き有難うございます。
相談室担当 奥村が回答いたします。
ご指摘のように住宅ローンは短期に借り返済を早くして
完済されれば返済金額は少なくて済みます。
例えば 元金 3000万円 固定金利 1.03%の場合
返済年数 毎月返済金額 利息総額
35年 85,105円 5,744,248円
20年 138,370円 3,208,718円
10年 263,203円 1,584,319円
明らかに返済年数が短い方が利息総額が少なくて得です。
余裕があれば短期借入にすべきです。
但し、
短期借入する場合、返済比率から希望借入金額が借りられない事もありまし、
来年の事が予測できないのに将来の返済困難が予測できますか?
短期とは言え、10年は長い。
その間、返済が困難になる恐れがあります。
返済困難になれば、家庭崩壊に繋がる危険があります。
一般的に住宅ローンを借りた直後は、返済金がない借入前と比較して、返済金の支払いが
重く感じらる一番苦しい時期です。
生活が落ち着き返済に慣れた段階で、余裕金から繰上げ返済をされると返済総額
が少なくて済みます。このように生活の様子を見ながら繰り上げ返済を繰り返し
短期に完済をされる方がリスクが少なく、返済総額も比較的少なくなります。
マイホームの購入は、所有するのが目的ではありません。
ご家族の幸せを願って購入された事を忘れないでください。
ご自身の生活に寄り添った返済が出来る長期返済をお勧め
します。ローン返済はマラソンレースです。決して無理をしないでください。
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