不動産売却みんなのQ&A

理由としていくつか考えられます。
参考にしてみてください。

不動産会社の販促活動が十分ではない

依頼先の不動産会社では、どのような媒体に掲載しているか報告はございますか？

単純に掲載媒体が少なすぎる、あるいは載せていないことで人目につかない状態になっていないでしょうか。

アットホームやスーモ等のWEB媒体に載せている場合は、物件ページが何回見られたかを不動産会社は管理画面で見ることが出来ます。そういった情報も報告してもらってはいかがでしょうか。

また、不動産会社により方針は様々ですが、「待ち」の営業スタイルが多いのも事実です。この場合は積極的な販促活動を行わず、たまたま来た問合せで販売に繋げるため中々買い手がつきません。
逆に積極的に販促活動を行う会社は、保留客を多く抱えています。そういったお客様の中から条件に合う方に積極的に連絡をしていくので、1ヶ月経たずに買い手がつくケースもございます。

こういった「営業努力」をしているかどうかは、「結果」ではなく販促活動の「内容」を聞かないと見えてきません。

掲載媒体の物件紹介に問題がある

媒体に載せている物件情報が見てもらえている状態であれば、掲載されている内容が「買いたい」と思えるような内容になっていないことも考えられます。例えば、写真が暗くて雰囲気が良くない、写真が全く載っていない、紹介文がほとんど書かれていないため物件の詳しい情報が伝わらない、等。

一度ご自身でも掲載されている内容を確認し、自分が買う側だった場合に「住みたい」「買いたい」と思える内容かをチェックしてみると良いでしょう。

数ある物件の中から家を買いたい人に自分の家を選んでもらうには、紹介内容の見せ方や伝え方にも工夫が必要です。他の物件紹介ページと見比べてみると、更に良い点や悪い点が見えてくるので良いかと思います。

売出し価格が高すぎる

販促活動も物件紹介の内容も、どちらも問題なければ価格が相場に合っていない可能性もあります。売出し価格はどのように決定されたでしょうか？
相場や周辺環境等の情報、物件の状態（劣化）等を考慮した「売れる価格」を不動産会社と相談されたでしょうか。
または、一括査定等で高い金額を提示した会社を選び、提示された金額をそのまま出していますでしょうか。

前者であれば、単純に今は需要があるお客様が少ないということも考えられます。
時期的な要因や、経済的な要因等色々と原因があるかと思います。

注意が必要なのは後者です。
不動産の一括査定で高い金額を提示した会社を選んでしまった場合、そのままの価格で売れることはまずありません。何故なら、相場より高い金額を「専任契約を取るため」に提示するからです。
また、実物を見ていない状態での金額ですので、実物を見て査定した際の適正価格からは大きくかけ離れてしまいます。販売開始後は売れないので価格をドンドン下げていきます。

このような事例は、一括査定が一般的になった今増えています。

いずれにせよ不動産会社とは一度話をされることをお勧めします。
ひとつでも当てはまる内容があれば是正してもらい、改善が見られないようなら別の会社に相談したほうがよいでしょう。
専任契約は最長3ヶ月間となっておりますので、1ヶ月経ったとのことなので残り2ヶ月となります。

不動産会社の選び方について

売却する側は高く早く売りたいというのに対し、購入する側は良いものを安く買いたいというのが普通です。高すぎれば売れないし、余計な時間がかかってしまいます。また、物件の魅力を伝えられなければ見てももらえません。

そのため、不動産会社を決めるのに査定金額だけで決めてはいけません。
重要なのは熱意と行動力のある営業マンがいること、売買仲介を専門にやっているなどノウハウがあるかどうかです。

売買仲介専門ではない不動産会社は賃貸がメインになっていることが多く、売買仲介の取引件数が少ないため売るためのノウハウがあまりありません。
また、営業マンの熱意や姿勢は早く高く売れるかどうかに影響してきます。
お客様のことを考え早く売れるように行動する営業姿勢。
物件の特性や地域情報を理解して魅力を最大限伝えることで高く売れるようにする熱意。
それらが揃わないと、早く高く売るというのは難しいものです。