不動産売却みんなのQ&A
他人名義道路に接する土地売買
個人で所有している土地を売りたいと考えていますが、
接道している部分が狭く、
また接道している道路は別の方の名義になっています。
売却する時に何か問題になることはありますか。
回答【No.230】
お世話になります。この度はお問い合わせ頂き、誠にありがとうございます。
詳しい事情がわからないなかでの助言となりますので、その旨お許しくださいませ。
建築基準法という法律により、建物を建てるときには、その土地が、
道幅4m以上の道路に2m以上接していることが必須条件となります。
従って、まずご質問者様の敷地の前面道路が建築基準法上の道路として認定されているか、
接している部分の幅が2mあるのか確認をする必要があります。
前面道路の道幅4m未満の道路である場合は、道路の中心から2m後退したラインが、
道路と土地の境界線とみなされるため、建物が建てられる土地面積が実質目減り
することになりますので、注意が必要です。
次に、前面道路の所有者が個人所有であるということですが、
売却する前に、前面道路の所有者から書面で承諾をもらっておくことをおすすめいたします。
承諾の内容としては、通行とライフライン(水道管、ガス管)整備ための掘削の承諾書という形で
取り付けておかれたほうがよいでしょう。
例えば、以前から通行として利用していて、それに関して道路の現所有者が黙認していたとしても、
将来、お子様の代へと引き継がれた時に、私道の所有者が通行することを
認めない可能性が出てこないとも限らないからです。
そういうことを未然防止し、いざ契約となってあわてないため、また購入する方に安心して頂くには、
口約束でなく、書面で承諾をもらっておいたほうがよいのです。
売却に際し、道路の調査、承諾書の作成やもらい方など、わからないことも多いかと存じます。
不動産売買仲介業者に一度ご相談されることをおすすめします。
お近くにイエステーションの店舗がございましたら、ぜひご相談をお待ちしております。
-
2024.06.05 資産処分
実家無償譲渡時の解体費用に関して
-
2024.04.16 資産処分
主人名義の家の売却に関する妻の権限についての問い合わせ
-
2023.10.28 資産処分
売買契約書を紛失した時の対応について
-
2020.10.28 資産処分
海外からの売却手続きについて(土地建物)
-
2020.10.28 資産処分
田(休耕)・畑(休耕)・雑種地・山林(雑木)の土地の処分の可否
-
2020.10.28 資産処分
40年分の土地の賃借料の請求の可否
最新の質問
よく見られている質問
カテゴリー
イエステーションの
不動産売却相談について
私たちは、不動産を売却される方にとっての身近な相談相手です。住宅に関するプロフェッショナルとしてスタッフ一同、お客様にとっての最善のご提案をいたします。お気軽にご相談ください。
不動産のご相談や
査定依頼はこちら
お電話での査定依頼はこちら
ご相談の地域に店舗がない場合、ご相談を承ることができないこともございます。ご了承ください。