不動産売却みんなのQ&A

2020.10.28 売却に係る経費

共有者の一方が行方不明の不動産売却方法

お問合わせ内容【No.315】

兄弟と土地を共同所有していますが

今回私の所有分を売却したいと考えています。

ところが共有者の弟が行方不明で連絡がとれません。

この様な場合売却はできますか?

回答【No.315】

不動産売却相談室にご相談頂き有難うございます。

相談室担当 奥村が回答いたします。

ご兄弟と共有の土地を売却したいが共有者の弟さんが

行方不明(不在者)のため売却出来る方法はありませんか。

とのご質問ですね。

家庭裁判所の許可をいただければ売却は可能です。

方法は共有土地を持分の割合に応じて分割後、お客様の持分を単独名義にして

売却する手続きになります。相手共有者が行方不明(不在者)のため最初に家庭裁判所に

「不在者の財産管理人」の選任許可申請を提出し、

続いて「権限外行為許可申請」を提出します。

財産管理人は財産保全のみの権限ため、

「権限外行為許可申請」によって共有不動産を単独名義に分割申請し、

許可が下りれば、単独名義することが可能になります。

財産管理人の資格は必要はありませんが

財産管理人は不在者の財産を管理するために選ばれるものですので職務を

適切に行える知識が必要です。具体的には

不在者の配偶者、相続人、債権者等が考えられます。

申請により家庭裁判所が判断し、決定されます。

場合によっては弁護士、司法書士が選ばれる事があります。

実際の申請手続きは弁護士又は司法書士にご依頼してください。

なお、家庭裁判所に申請するためには予納金が必要です。

具体的金額は裁判所が決定します。

なお財産管理人の仕事は不在者の死亡が確認され相続人に名義が変更されるまで続きます。

財産管理人が弁護士又は司法書士に選任された場合、家庭裁判所が財産管理人の

報酬を決め、その金額を支払わなくてはなりません。

不動産売却に関する
ご質問受付中!

不動産売却を考えている方を応援!
お気軽にご相談ください。

この質問に関するご相談

イエステーションの
不動産売却相談について

私たちは、不動産を売却される方にとっての身近な相談相手です。住宅に関するプロフェッショナルとしてスタッフ一同、お客様にとっての最善のご提案をいたします。お気軽にご相談ください。

不動産のご相談や
査定依頼はこちら

お電話での査定依頼はこちら

03-6826-8080

営業時間/10:00~17:00
毎週土・日・祝 定休(地域店舗は平日に定休があります)

ご相談の地域に店舗がない場合、ご相談を承ることができないこともございます。ご了承ください。