不動産売却みんなのQ&A

2020.10.28 税金のこと

不動産売買契約書の必要性

お問合わせ内容【No.336】

始めてマンションを購入ですが、

契約金最終金、諸経費等支払い無事

登記が終わり引越ししました。

契約金、最終金は振り込みのため領収書が無い

ことに気づき不動産会社に確認したところ

「振り込みの控えが領収書」ですと言われました。

本当に領収書は振り込みの控えで問題はありませんか?

回答【No.336】

不動産売却相談室にご相談頂き有難うございます。

相談室担当 奥村が回答いたします。

不動産売買契約書の領収書はなぜ必要かご説明します。

将来本物件を売却する税務申告する時必要になる書類です。

今回購入した物件が将来売却されなければ特に必要がありませんが

売却の場合、税務申告時「売却物件の購入金額」の証明になる書類です。

税務申告では今回購入した同じ金額が購入した原価として申告できます。

領収書が無い場合購入額不明扱いとなり売却金額の

5%がみなし原価と扱われます。

譲渡税計算(長期)

例えば 今回購入金額 1,000万円

将来売却金額 2,000万円

領収書がある場合

2,000万円-1,000万円×14.21%=142.21万円

領収書がない場合

2,000万円-(2,000万円×0.05)×14.21%=269.99万円
差引計算

269.99万円-142.21万円=127.78万円
結論
領収書が無い場合譲渡税は269.99万円

領収書が無い場合譲渡税は142.21万円

差  引  127.78万円

領収書がある場合はない場合より127.78万円譲渡税を多く支払わなくて

は成ならないことになります。。

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